加圧トレーニングで得られる成長ホルモンの効果について
~目次~
2.成長ホルモンの分泌方法
2-1.成長ホルモンの分泌に夜の熟睡が大事な理由
2-2.成長ホルモンの分泌に筋トレが大事な理由
2-3.その他の成長ホルモン分泌のポイント
7.お手軽な運動習慣で成長ホルモンの効果が得られるのが加圧トレーニング
成長ホルモンとは
成長ホルモンとは、その名の通り体を成長させてくれるホルモンであり
主に成長期となる子供時代に沢山分泌されます。
誕生してから分泌量は上がり、
思春期をピークに徐々に減少していきます。
20代はまだ沢山分泌されますが
30代になるとピーク時の半分程度になり
その後は年齢とともにどんどん減少していってしまいます。
寝る子は育つと言いますが、
睡眠時に沢山分泌されるので子供の内はしっかり睡眠をとった方が良いですね。
これから成長していく年代にとっては自然と分泌されるのであまり意識する必要はありませんが、
分泌量が減っていく年代にとっては成長ホルモンの分泌量は老化に影響してきます。
脂肪燃焼につながる代謝を良くしたり、
髪の毛や爪、お肌などの美容面にも大きな影響を与えてくれるのが成長ホルモンです。
成長ホルモンを意識した生活習慣を身に付ける事で
女性に嬉しいエイジングケア効果が期待できます!!
成長ホルモンの分泌方法
成長ホルモンを分泌させる為に出来る事はいくつかありますが、
メインは夜の熟睡と筋トレです。
成長ホルモンの分泌に夜の熟睡が大事な理由
人間は深い眠りになると睡眠ホルモンと呼ばれるメラトニンが分泌されます。
メラトニンが分泌されると成長ホルモンも分泌されやすくなるのです。
ここで大事なのが夜である事です。
睡眠ホルモンであるメラトニンはお昼には分泌されにくいのです。
昼夜が逆転している生活や、お昼に寝すぎて夜眠れないとなるとメラトニンと成長ホルモンの分泌量が減ってしまいます。
また、寝る2時間前までの食事を終わらせましょう。
睡眠中のインスリンレベルを上げないことで成長ホルモンの分泌につながります。
成長ホルモンの分泌に筋トレが大事な理由
筋トレを頑張ると疲労した部位に乳酸と呼ばれる疲労物質が発生します。
この乳酸の量に応じて分泌されるのが成長ホルモンです。
軽い負荷になる有酸素運動でも成長ホルモンは分泌されますが
分泌時間も量も少ないのでやはり筋トレがもっとも有効な手段でしょう。
筋トレを習慣化している方は見た目が若々しい方が多いです。
定期的に成長ホルモンが分泌されているからですね。
その他の成長ホルモン分泌のポイント
①インスリンレベルを上げない
血糖値が上昇すると膵臓から分泌されるのがインスリンです。
インスリンの分泌を低く抑えるのがポイント。
糖質の量を減らしましょう。
血糖値が上がりすぎない事が重要で、適度な上昇はOKなので糖質制限までは必要ありません。
たまに絶食するのも良いです。
②体脂肪を減らす
お腹回りの脂肪量が3倍になると、成長ホルモンの分泌量が半分になるというデータもあります。
太るとますます太るという悪循環に陥るわけです。
加圧トレーニングで成長ホルモンが大量分泌される理由
筋トレで分泌される成長ホルモンですが、
加圧トレーニングでは安静時の290倍の成長ホルモンが分泌されたという研究結果も報告されています。
加圧トレーニングを行うと、なぜ成長ホルモンの分泌量が増えるのでしょうか。
成長ホルモンの分泌を促す乳酸
乳酸とは筋肉が疲労する時にできるものです。
乳酸ができると筋肉の中にある受容体が刺激され、
脳の下垂体前葉から成長ホルモンが分泌されます。
通常の筋トレでは、溜まった乳酸は休憩中に血流にのって流れていき
楽になっていきます。
対して、加圧トレーニングは血流制限をしているので
溜まった乳酸が流れていかないので休憩中も楽になりません。
この状態でトレーニングを続けると、どんどん乳酸が溜まり
受容体も強く刺激されるので大量の成長ホルモン分泌につながります。
加圧トレーニングで得られる成長ホルモンの効果
若返りホルモンと呼ばれる成長ホルモンですが、
得られる効果を具体的に見ていきます。
ダイエット&筋力アップ
成長ホルモンは脂肪を遊離脂肪酸という脂肪燃焼に適した状態に分解して血液中に流してくれます。
この状態で活動する事でより脂肪燃焼効果が高まります。
また、成長ホルモンは筋力アップ効果も高めてくれるので
代謝が上がりやすく太りにくい体になれます。
骨を丈夫に
成長ホルモンの効果で骨の先端の軟骨細胞が増えて骨が成長します。
同時に骨密度も増やしてくれます。
美肌
美肌効果は成長ホルモンと血行改善の両方で効果的になります。
まず、加圧トレーニングにより血流が良くなります。
特に、今まで血液が流れていなかった血管を血が巡るようになる事で
今まで栄養が行き届いていなかった所まで
栄養や酸素が行き届くようになります。
これだけでも美肌効果がありますが、
血液と共に成長ホルモンも行き届くので
お肌の新陳代謝が活発になり
より効果的です。
若返り(新陳代謝を活発に)
血流により全身に流れていく成長ホルモンによる効果で体の内側でも新陳代謝が活発になります。
体内の古い細胞がより早いサイクルで新しい細胞に作り直されていくので
全身の若返りになります。
成長ホルモンで得られる効果の転移
加圧トレーニングでベルトを巻いて血流制限した状態でトレーニングできるのは
腕と脚になります。
では、腕・脚以外のお腹や背中、お尻などの体幹は効果はあるのでしょうか。
あります。
加圧トレーニングで分泌された成長ホルモンは血流制限をしてトレーニングした腕・脚以外にも効果を促してくれます。
これを効果の転移と言います。
2005年、東京首都大学の安部研究室で測定・発表された研究論文によると
脚にベルトを巻いてスクワットを行った所、
腹筋と殿筋のたんぱく合成が進んだというデータが示されています。
さらに、別の実験では脚にベルトを巻いてスクワットをした後に、
50%1RMの負荷でアームカールを行った所
上腕二頭筋の筋肥大が生じたという報告もされています。
通常の筋トレでは最低でも65%1RMの負荷が必要とされているので
50%1RMでは筋肥大しないのが定説です。
成長ホルモンの上手な活用方法
加圧トレーニングで大量に分泌される成長ホルモンを目的に応じて上手に活用する事でより効果が期待できます。
筋肉量を増やす
成長ホルモンは筋肉を作る大工さんの役割をしてくれます。
筋肉を修復してより丈夫で大きな筋肉を作ってくれる大工さんが体内に沢山いる状態が
加圧ベルトを外してから約15分後です。
ですから、そのタイミングで体内に筋肉の材料となるたんぱく質を入れる事で
より効果的に筋力アップする事ができます。
具体的には筋トレが終わったら出来るだけ早いタイミングでプロテインを摂取する。
もしくは、加圧トレーニングの前後の食事でしっかりとタンパク質を多めに摂取するといいでしょう。
脂肪を減らす
先述のとおり、成長ホルモンは脂肪を遊離脂肪酸という脂肪燃焼に適した状態に分解して血液中に流してくれます。
この状態で有酸素運動を行うと効果的に脂肪燃焼する事ができます。
おススメは加圧トレーニングの後にランニングやウォーキングを組み合わせる事です。
もしくは、部屋の掃除や忙しく動くでもOKです。
午前中に加圧トレーニングを行えば、お昼からの活動の消費カロリーが上がります。
お手軽な運動習慣で成長ホルモンの効果が得られるのが加圧トレーニング
成長ホルモンは通常の筋トレでも分泌できます。
しかし、毎回きつい筋トレを頑張らなければなりません。
対して、加圧トレーニングは短時間の低負荷トレーニングなので無理なく習慣化ができ
成長ホルモンの分泌もお手軽に習慣化する事ができます。
定期的に成長ホルモンを分泌させる事で
ダイエットや筋力アップ、アンチエイジング、美肌などのうれしい効果を得られます。
また、健康状態が上がる事で基礎代謝もあがり太りにくい体になります。
頑張らなくても習慣化できる加圧トレーニングは
成長ホルモンの効果もあるので効率の良いトレーニングになります。
週1回30分だけなので無理なく継続!!
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※トレーニング中などで、電話に出られない場合があります。
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